
2024年12月19日
七宝中学校3年生は全4クラス。
今回は、2クラス二部制で、出前授業をしました。
さすが中3。
静かに授業の始まりを待つ雰囲気は、
なんだか “大人” でした。
勝田教授が
「ここには200名ぐらいいますか?」と、話し始めますが、
生徒のみなさんは少し戸惑った様子…。
先生が『60人ぐらいです』と答えて下さいました。
「みなさんとてもパワフルで、
200人ぐらいいるかと思った(笑)」と教授が笑うと
生徒のみなさんも笑ってくれました。
ここだけの話……
大勢の前で研究発表している教授ですが、
出前授業前に「緊張するなぁ~」とこぼしていましたよ( *´艸`)
出前授業では、生物の授業を深掘りした内容が多く、
教科書では見ることができない資料などもありました。
スクリーンに映る資料が変わるたび、
背筋を伸ばして、首を伸ばして見ようとする子。
うんうん、と うなずきながら聞いている子。
教授の問いかけに、分からないながらも、
戸惑いつつ反応してくれる子。
難しい内容だと思うけれど、
スクリーンの資料が変わると、
ぐっと前のめりになる生徒のみなさんを見て、
難しい中に刺激を感じているように思いました。
そういえば、教授のお話の中で
「タコはストレスがあると自分の足を食べる。
聞いたことある??」
と言ったら、1人の男の子がめちゃめちゃうなずいてました。
“すごい!知ってるんだ!”と心の中で感心しました。
どうやら再生もするらしく、
10本足になっちゃったタコなんかもいるらしいです(笑)
私たちは普段何気に生きていますが、
体の中の仕組みに生かされています。
『オートファジー』もその一つで、細胞の自食作用です。
体の中のゴミ処理&リサイクルで、健康を保とうとしています。
出前授業でもありました部屋の掃除の話です。
「どうして部屋を掃除しますか?
汚れたからキレイにするんじゃなく、
キレイに保つために掃除する。逆の発想です。」
そうです、逆の発想です。
体の調子が悪くなったから薬を飲むんじゃなく、
薬を飲むことになってしまう前、
好調を保つためにオートファジーを効率良く[活用]しましょう。
私たちの身の回りには、便利だけれど体が喜ばないものもあります。
だから、
『オートファジー』のゴミ処理&リサイクルのしくみを“知る”ことが大切です。
知識がみなさんの健康と未来を守ります。